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おはようございます！ 

現在、厚生労働省が推し進めている制度がある…! 

それが「かかりつけ医」制度だ…! 

かかりつけ医は、フランスやドイツなど欧州では、当たり前ですが日本ではまだ浸透していません…! 

簡単に言うと『一人一人、何かあったときに気軽に安心できる医者を近所に持って置きましょう』というわけです…! 

病気になれば、まず、かかりつけ医に相談して、手に負えない場合は、大病院に紹介状を書いてもらう…! 

国は、大病院と地域の医者の役割をはっきり区別させようとしているのです…! 

現在、全国には約10万の診療所がある…! 

なかには確かに信用できる赤ひげ先生もいるが、その反対に、ダメなヤブ医者も全国にごまんといる…! 

都内に住む50代の男性はこう嘆息する…! 

先日、風邪を引いたので、近所にある町医者に行ったら…! 

70代くらいのかなり年配の医者で、抗生物質など5～6種類も薬を出されました…! 

風邪に抗生物質は意味がなく…! 

それどころか『耐性菌』（抗生物質が効かない菌）を作りだすことが問題になっているのに…! 

昔の知識のままで処方し続けているんです…! 

それを指摘すると『嫌なら他の病院へ行けばいい』と言う…! 

町医者の杜撰な診療により、人生が人きく変わった人もいる…! 

ある80代の男性の話です…! 

この男性は、高血圧だったため、町医者で長く降圧剤を処方されていた…! 

定期的に検査を受けていた、血圧と血糖値がやや高いこと以外に指摘は受けなかった…! 

ところが、出血性胃潰瘍のため大病院に人院した際…! 

クレアチニン値が高いことを指摘され、腎機能が正常の４分の１に低下していることが判明…! 

降圧剤もすぐに止めたが、低下した腎機能は戻ることなく…! 

透析治療をせざるをえなくなったという…! 

一部の降圧剤は腎障害を悪化させる場合があり、普通の病院ではありえない見落としである…! 

国は「かかりつけ医を」と声高に唱えるが…! 

正直、こんな町医者に自分の健康管理を任せたいとは、だれも思わないだろう…! 

結果「やっぱり大病院じゃないとダメだ」と町医者に、不信感を抱いている人は少なくない…! 

そして、大病院の待合室には今日も患者が溢れ、長すぎる持ち時間は一向に解消しない…! 

（「週刊現代」2018年9月8日号より） 

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