「がんが早いか天寿が早いか」・古河市で筋肉を軟らかくして痛みを改善する口コミでおすすめの治療院！！！

おはようございます！ 

「手術ありき」の時代ではない…! 

たとえばフランスでは80歳、90歳を超えて、肺がんが見つかったとき、手術するかと言えば、圧例的に『手術しない』傾向が強い…! 

フランスの場合、外科や放射線科、私たち老年医学の専門医が、患者さんの全身状態を診るのです…! 

多くの高齢者が手術に耐えられず、切ったことで余計に悪くなる可能性が高いと診断されます…! 

手術の代わりに放射線治療をすることもあれば、「無治療」を選ぶ患者さんもいます…! 

がんの治療について、日本では80歳を過ぎても、まだまだ手術が第一選択肢だが…! 

フランスやドイツなど欧州の医療先進国では手術しないことも多々ある…! 

本来、手術とは病気を治すための有効な手段だが、80歳以上の高齢者になれば手術をすること自体がリスクとなる…! 

高齢者の場合、ほぼすべてのがんで、術後、食べられなくなり栄養状態が悪くなる…! 

すると嚥下機能が弱り、結果、誤嚥性肺炎で亡くなってしまう…! 

欧米では放射線治療など含め、切らずに治すのが主流で、もはや「手術ありき」の時代ではなくなってきている…! 

もちろん80歳、90歳の高齢であろうとも、全身状態かよく、術後も体力的に問題がなさそうなら、手術で根治を目指すのもある…! 

だが、日本の外科医は、その患者が手術そのものに耐えうる体力かあるかないかで…! 

手術の可否を判断する傾向が強く、欧州のように、術後のＱOＬ（生活の質）まで十分考慮しているとは言いづらい…! 

がんの場合、高齢者だと若い人と比べて進行が遅くなるので…! 

手術をしないで、がんが早いか天寿が早いかという感じで過ごすケースもあります…! 

代表的なの前立腺がんや甲状線がんですね…! 

一概には言えませんが、放置しておくのもありだと思います、あるいは内服の抗かん剤だけでいくとか…! 

うちの父は84歳ですが、今がんが見つかったとしても手術はしないでしょう…! 

ただ、がんが進行して苦しむのはかわいそうなので…! 

内服の抗がん剤くらいは提案するかと思いますが、点滴の強い抗がん剤はやらないと思います…! 

（「週刊現代」2018年9月15日号より） 

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