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おはようございます！ 

前立腺がんだけではない、大阪府在住の男性（82歳）は…! 

ちょうど１年前、肺がんのステージⅢだと宣告されました…! 

タバコも何十年前にやめていましたし、自覚症状もなかった…! 

だから、がんだと伝えられた時は唖然としてしまいました…! 

腫瘍の大きさは３cmほど…! 

医師からは私の年齢なら進行も遅いので放射線治療がいいのではと進められました…! 

しかし、７歳年下の妻（75歳）が主治医に「手術ではだめなのですか」と迫ったという…! 

妻は私よりだいぶ年下ですし、急に『この人が死んだら私一人りになってしまう』と怖くなたのでしょう…! 

遠方に住んでいる息子と娘も、妻に感化されて、私に暗に手術を勧めるようになりました…! 

しかし、私はどうしても手術は避けたかったんです…! 

放射腺治療のほうがより効果的だというだけではありません…! 

私は、この３年ほど前に腸閉塞で一週間ほど入院したことがありました…! 

その際、元々身体が強くなかったうえに、治療のために絶食したことで…! 

足腰がまるでたたなくなってしまったのです…! 

トイレに行くにも一苦労でした…! 

医師に聞くと、私の年令で肺がんの手術をした場合、約３週間近く入院する可能性があるという…! 

それだけの間人院したら、今度こそ自分の足で歩けなくなってしまうのではと思ったのです…! 

妻と大阪郊外の一軒家で二人暮らし、息子と娘はともに、車で２時間以上離れた所で暮らしており家庭もある…! 

自宅は古いい家屋のうえバリアフリー化の工事もしておらず、妻は運転免許も持っていない…! 

妻に自分か寝たきり状態になってしまえば、身の回りの世話や術後の通院など…! 

妻や子供たちに多大な負担を強いるのは目に見えていた…! 

こんなことを話しても、妻たちには「考えすぎだよ」と笑われると思いました…! 

なので、とにかく『手術だけは絶対イヤだ』、『身体を切られるなんて気持ちが悪い』と、駄々をこねたのです…! 

いまは通院しながら、放射線治療を続けています…! 

子どもたちは『お父さんは病気になって意固地になった』と言っていたようです…! 

たとえ私の真意が伝わらなかったとしでも、これでよかったと思っています…! 

（「週刊現代」2018年9月8日号より） 

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